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ライブ行きました!【Queensrycheの巻】 [行きました♪(ライブ参戦記)]

感動の来日公演から1ヶ月・・・。
遅ればせながらのレポートでございます!!

~Queensryche JAPAN TOUR 2007~
日時:2007年6月5日(火)19時開演
会場:NHK大阪ホール


前回の来日はいつだったでしょう・・・。
そう、なんともう12年も前のことなのです。
その後、2000年には、
来日決定→延期→中止ということがあり、
(あれはショックだったなぁ・・・)
それからはアルバム発売に伴う来日公演の気配もなく。
昨年、OM:Ⅱの発売後も、
期待半分諦め半分で待ち続けて、
そろそろ諦めかけた頃の来日決定のニュース。
本当に来てくれるのか・・・なんだか現実感なし。
そして、実際に先に行われた東京公演の模様を聞いてすら
もひとつ信じられない迎えた大阪公演当日でした。
会場は天下のHHK大阪ホール、
主にクラシックのコンサートが行われているのでしょう。
会場入りをした私を迎えてくれたのは、
壁に高名な指揮者シャルル・デュトア氏(ともうひとり誰か)の
サインが飾られたふかふか絨毯のロビー・・・。
これからHMのライブが行われるなんて信じられません(苦笑)。
とりあえず、前から4列目という好位置に陣取った私は
なぜだか妙に緊張していました。
ライブ前にこの手の不安な緊張を抱くのは初めてです。
心臓はドキドキ・・・手には冷や汗・・・。
会場は圧倒的に私と同世代、もしくは上かな?という人が中心。
スーツの方がかなり目立ちます。
残念ながら後方の方は、空席も。
仕事帰りの人が多いと思われる客層ながら
遅れて入ってくる人はほとんど見受けられ中なかったので、
仕事の時間調整ができる人が来ていて、
遅刻の可能性大の方はあきらめたのかなぁと思います。
そして、ほぼ定刻通り客電が落ち、
OM:Ⅰより’I remenber now’。
ぬぉ~これですよ!!
ますます心臓の鼓動は高まり、
バンドが登場、演奏が始まると感極まり、
ジェフ様登場、歌が始まるともう涙、涙です・・・(恥)。
一方「あ~私、こんなにクイーズライクのライブを待ってたんだ」
と冷静に分析してるもう一人の私もいたんですが(笑)。
そして周りを見ると、最前列ど真ん中のお兄さん方、
非常に80年代なノリ(ほめ言葉です♪)で
バンドにアピールを繰り返してる様がほほえましかったなぁ。

ライブの内容は、OM:Ⅰ&Ⅱのダイジェスト版。
散々聴きまくったアルバム(特にⅠ)なだけに、
曲が終わると自然と頭の中では、
アルバム収録順に次の曲が流れだしてしまうので、
その通りにいかないライブの流れに
一瞬「うっ」となることはあったけれど
客観的にふりかえると大きな違和感もなく、
うまくまとめていましたね。

演出も本国の時の完全再現ライブのような
大仕掛けの映像や舞台設定もなかったけれど、
舞台上にはソファや椅子が登場し、
スタッフさんにも役を演じてもらいながら、
演劇的な演出を交えての熱演&熱唱でした。
途中、Dr.Xが殺される場面では、
血糊がどばってとこもあって、ちょっとびっくり(笑)。
また、スタッフさんの首にバックステージパスが
ぶらさがったままだったのもご愛嬌。
(2回目の登場時にははずされてました)

話が前後するけれど、
今回、嬉しいことにSiter Mary役
パメラ・ムーアは来日、舞台を盛り上げてくれました。
正直、年月を重ねたジェフ様もパメラさん、
若干(?)ふくよかになっておられましたが(涙)、
歌声に衰えななく、
むしろ体格がよくなった分、声に深みが出ていました。
(特にジェフは、声が太くなっていた印象です)
まぁ、二人の声量がありすぎて
声がわれて聞きづらいとこがあったのは
残念なようなご愛敬のような・・・かな(笑)。

そして、バンドの演奏ですが、
クリス・デガーモ好きの私としては
彼がいないことがちょっと残念だったのですが、
後任のマイク・ストーンの演奏も違和感なく
バンドを盛り上げていましたね。

と、いうようなことを一緒に行ったMちゃんと
熱く語り合いながら帰路についた私たちの前には
ライトアップされた大阪城が見え、
ライブの余韻にひたるにはとてもいい感じでした♪

(遠くに見えるのが大阪城です。わかるかな?)


という訳で、今回もごちゃごちゃ長々と書き連ねましたが、
ほんと~に感動的に素晴らしいライブを魅せてくれた
クイーンズライク。
ここ日本で彼らの健在な姿を久々に見れて本当によかった!
それだけに会場に10代、20代といった世代の姿が
あまり見られなかったのが残念でした。
やっぱり12年のブランクは大きかったのでしょう・・・。
次回は、こんなに間をあけることなく来日して欲しい。
そして、もっと幅広い世代に彼らの音楽を聴いて欲しいです!!





*今回のライブを残念ながら見れなかった方も
ライブの余韻にずっと浸り続けていたい方も、
↓のDVD、必見ですね!!私も早く注文しなくっちゃ。

オペレーション:マインドクライムI&II - コンプリート・ライヴ

オペレーション:マインドクライムI&II - コンプリート・ライヴ

  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2007/07/11
  • メディア: DVD

*ライブの詳細については、
今、書店で売っているBURRN!誌8月号に
東京公演のレポートとジェフ・テイトのインタビューが
掲載されています。



あ~やっぱりライブに行ってすぐに記事にしないと
どうしても臨場感に欠けてしまいますね・・・反省。


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コメント 16

鎚鋸

楽しみにしていましたレポありがとうございます。

私はアルバムでしか聴いたことがないので、
正直『OM:Ⅰ』と『Ⅱ』はタイトルこそ関連しているものの
ライブという形で重なり合えるとは思わなかったので、
曲順は違えど案外とうまい事まとまったとの報に
感動をしている次第でございます。

やっぱDVD買わなきゃですね。
まだ、B!も読んでないし、準備不足です。。
by 鎚鋸 (2007-07-11 02:40) 

SANE

こんにちは、やっぱり来日公演観に行けば良かったと後悔しているSANEです^.^;
昨日りでぃあさんの記事を読んで、早速帰りに今日リリースのLiveDVDを買ってきました。
今月は「OM:1」のデラックス・エディションも購入したので、クイーンズライク漬けの1週間になってます(笑)

前回の来日の時、ボクが行った中野サンプラザ公演は、あの地下鉄サリン事件のあった日でした。あの路線をボクは必ず利用していたので、もし数時間前に乗っていたらと思うと恐ろしいです。会場に行く途中連れの友人と、
「こんな事件あったらクイーンズライクの事だから、
 revolution callingとか演らないんじゃネェ!?」とか話していたのを思い出します。

DVDはこれから観ます!
それからmarillionのアルバムからのDVDシングルはなかなかでした。長文でゴメンナサイ。
by SANE (2007-07-11 16:54) 

りでぃあ

>鎚鋸さん、
コメント&nice! ありがとうございます。
お礼が遅くなり、失礼いたしました。
ホント今更な記事でお恥ずかしい限りですが、
読んでくださって嬉しいです。
正直なところ、アルバム全体はもちろん
1曲1曲に対する思い入れも
「OM:Ⅰ」の方が格段に上だったのですが、
ひとつのステージで通した場合、
うまくまとまっていたのは
ジェフ・テイトとパメラの歌唱力、表現力と
ステージ構成の巧みさによるのかなぁと
思います。
私も財政難により(泣)、
DVDはまだ入手していないのですが、
あのステージの完全版、見る価値大だと思いますよ♪
by りでぃあ (2007-07-13 23:52) 

りでぃあ

>SANEさん、コメントありがとうございます!
お礼が遅くなり、失礼いたしました。
っと、SANEさんは、
DVDと「OM:1」のデラックス・エディションと
既にフルセット(?)で入手されてるのですね!!
DVDは、もうご覧になられましたか?
静かにじっくり聴くタイプの日本の観客と違い
なんせあちらのライブを収めたDVDですので、
きっとすごい盛り上がりなのでしょうね〜。
私もなるべく早く入手して、
日本のライブとの違いなども確かめたいです。

前回の来日時、東京公演当日が、あの地下鉄
サリン事件の日だったのですね・・・。
バンドが警鐘を鳴らし続けている社会状況を
象徴するような事件の起きた日とは・・・。

お〜SANEさんは、着々とMARILLION 関係の
音源も入手されているのですね!!
私は、ここ数年、FCの会員更新をしそびれて以来、
アルバム以外の音源を全然入手できてないので、
久しぶりにちょっとがんばってみようかしら。
by りでぃあ (2007-07-14 00:08) 

ドイツ特派員

りでぃあさん、

さっきサッカー中継が終わってTVK(神奈川のサンテレビです)見てたら「The Chase」のライブが流れてきました。いやあジェフ君もしっかり(横に)成長して...。昔はウルトラマンだったのに。それに引き換えロニーったら昔と変わっていないのは何故?

実はまだMindcrime IIを買ってないんですよ。今は個人的にJorn Lande祭りになっていまして...。そろそろDVDも含めて買っておかないとなあ。それにしてもジェフテイト、恰幅は別にしてやっぱ無敵ですねえ。ロニーとのツインボーカルで鳥肌もんですなあ。

しかしマイケルウォルトンにしても何であんなにむさくるしくなるんでしょうねえ(笑)?
by ドイツ特派員 (2007-07-14 01:43) 

りでぃあ

>ドイツ特派員さん、
コメントありがとうございます♪
TVK(神奈川のサンテレビ!!すごくよくわかる例えですね/笑)で「The Chase」のライヴというのは、例のDVDに収録されているロニーとジェフの掛け合いのヤツですね!!わ〜私も観たいです〜。(って早くDVDを買えばいいだけの話なんですが/苦笑)
そうなんですよね〜やっぱりジェフの歌唱力と表現力はあなどれないなぁと今回つくづく感じました。まぁ、メンバの皆さん、むさくるしいのはご愛嬌ってことで・・・。

ところで、実は、今日、ANTHEM 観てきたんですよ!
こちらもすごいことになってました。
22年目のベテラン・バンドとは思えない、攻めの姿勢が感じられるライブでただただ感動してしまいました♪
by りでぃあ (2007-07-15 01:07) 

ドイツ特派員

りでぃあさん、

おお、Anthem行かれましたか。相変わらず英三の喋り過ぎは続いていますでしょうか(笑)。で、清水君がクールに決めて、リズム隊は鉄壁にがつがつ攻める。あのクールさ、以前フュージョン的と言いましたが、ドリームシアターのジョンペトルーシが近いかも。

それにしても四人であの音、自分も同じ形態でバンドに参加していますが、力量の違いを感じるこの頃。さてりでぃあさん、ご自分の練習でのギターのセットアップはどうされてますか(笑)。
by ドイツ特派員 (2007-07-16 21:38) 

りでぃあ

>ドイツ特派員さん、こんばんわ。
はい、ANTHEM行ってきましたよ!!
ご指摘の通り、相変わらず英三さんはしゃべり過ぎ、かみまくり(笑)、清水さんは、クールに熱く弾きまくり、それを鉄壁のリズム隊が支えるというANTHEMでございました(笑)。
でも、とにかく今回のライブはバンドのテンションが高く、随所に新たな試みも見られ、ほんと感動的でしたよ!!
えと、清水さん自身の発言には、ペト様の名前は出てきたことはないように思いますが、クールに熱く、ちょっとフュージョン的なものも感じさせるところは、近いかもしれませんね。

ところで、あ〜私のギターのセットアップですか?そんな高度なこと聞かないでくださいよ〜(泣)ほんと〜に私、へなちょこなんですから(苦笑)。
指を動かすということについてはともかくとして、ギターのセッティングというのが、いまだによくわからないんです・・・。
とりあえずスタジオ入ったときのアンプの設定は、以前、清水さんが雑誌で紹介していたのを参考にしてて、ギターのピックアップのスイッチは適当にいじってて、エフェクタ関係も最低限、必要なときだけディストーションとコーラスをかます、という有様でいい加減どうにかしろよ、と自分でも思い続けて早数年(泣)。ドイツ特派員さんは、どうなさっているのですか?よろしければ、アドバイスをいただけたら嬉しいです!!って、そもそも質問の答えはあっているのでしょうか・・・?!
by りでぃあ (2007-07-17 01:03) 

コンプリートDVD見て、何が何でも行っときゃ良かったと思いました・・・。
by (2007-07-17 22:32) 

のんたん

久しぶり。相変わらずお忙しそうですね。
私学生の時にOM:Ⅰのライブ見に行ったので、懐かしくて
コメントするしだいです。その時は完全版だったんですかね。
聞くなって。ごめん、おぼえてないの。
でもね、めちゃ感動して、涙がでてきたことは覚えてるんよ。
鳥肌立ってさ。フェスティバルホールだったかな。
OM:Ⅱ台湾でも発売されてました。でも私はネット上で
聴いてます^^;(OM:Ⅰ聴くほうが多いですけど。)
by のんたん (2007-07-18 18:39) 

りでぃあ

>ファランさん。
コメント&nice! ありがとうございます♪
コンプリートDVD、私はまだ観ていないのですが、そんなによかったですか!!想像するにダイジェストの日本のライブよりも本国での完全版はさらに素晴らしかったことでしょうね。
それにしても、大阪公演当日の観客動員状況を思い出すにつけ、どうして平日公演にしたのよ!!と、思われてなりません。
by りでぃあ (2007-07-18 23:20) 

りでぃあ

>のんたん、コメントありがとう!!
こちらこそすっかりご無沙汰しちゃってて、ごめんなさい。 私の方は、相変わらず忙しいというか遊び過ぎというか・・・な毎日を送っております(^^;
ところでところで、学生時代、クイーンズライクのライブ、のんたんと一緒に行ったんじゃなかった?確か二人でとっても感動して帰ってきた様に思うんだけどなぁ。そのときのライブだとすると、アルバムEmpireに伴うツアーでOM:Ⅰを完全再現したんだと思うよ。
アルバムとしてはね、私も、やっぱりOM:Ⅱよりも断然Ⅰの方に思い入れが強いし、よく聴いてますよ。で、20年近く経っていることを感じさせないかっこよさにうっとりなのです♪
by りでぃあ (2007-07-18 23:30) 

のんたん

えええええーーっ!!本当に??あいやー、ついに私も耄碌しはじめたかああ・・・一人で行くことが多かった(ように思う)ので、てっきりこそうなんだと・・・それが人と行ってて、しかもりでぃあさまと一緒に行っておったとわぁぁぁぁ・・・
完全再現だったんですね。じゃ、私の記憶の中で白いドレスを着たSister Maryが登場したのも間違いじゃないんですね。きっと。いやーあれは夢だったのかな、なんて思いましてね。はっきりいえなかったんです。20年近くも前なのね。まだまだ現役りでぃあさん、すてきでっせ!!
by のんたん (2007-07-19 15:56) 

ドイツ特派員

りでぃあさん、

ギターのセッティング、私も似たようなもんです。何しろ練習に色々持っていくのが面倒で、20年物のBossのDS-1とA/Bスイッチとシールドとチューナーとこれまた20年物のジムダンロップのJazzIIIピック。頭が悪いんで、色々なものが繋げず既に30年以上です。私のバンドのリーダー(Bass)は、Anthemブックを見て色々とやっているようです。ただ、ハムバッカーの時はDS-1ですが、シングルコイルのストラトの時はSobbatという会社のDB-3にしています。どの道エフェクトの歪みつまみは0近辺ですけど。

で、「Immortal」をレンタルでゲットしました。東京の某巨大レンタルショップでは、Anthemはなんとニューミュージックに分類されています(J-Popは別にある)。何だかなあ。
by ドイツ特派員 (2007-07-20 19:07) 

りでぃあ

>のんたん。
あれ〜違った!?
かくいう私も寄る年波のせいか(T T)、過去の記憶がどんどんと薄れていくのを止められない今日この頃、ちょっと自信がなくなってきました・・・。うん、でも私の記憶でも会場はフェスティバルH、多分、席は2階と思われ、遠目に白い衣装のSister Maryの姿が印象に残っておりますですよ!
っと、まだまだ現役と言えば聞こえはよさ気だけど、ライブの後にどっとでる疲れがね〜・・・まったくもってトホホなのです(^^;
by りでぃあ (2007-07-22 22:43) 

りでぃあ

>ドイツ特派員さん。
そうなんですよね〜練習にいろいろ持っていくのってホント面倒というかたいへんですよね。私の場合、さらに神戸の家から大阪のスタジオまでの移動中、どんどん子泣きじじいのように重くなる機材に耐えられず、極力軽くすることを苦心しております(苦笑)。
私がたったふたつだけ持っているエフェクタはmaxonのDS-830とBOSSのコーラスCE-5なんですが、それも気に入ったアンプの置いてあるスタジオが取れたときは、アンプだけで歪みは調整して、コーラスも必要な曲をするときだけ持参って感じです。あ、でも、DS−830は深みのある上品な歪み具合が気に入ってます。って、他のエフェクタをいろいろ知っている訳じゃないんですけどね〜。と、書きながらここ2ヶ月程、ギターをまったく触っていないことを思い出しました(汗)。
ところで、愛するANTHEMがニューミュージックですか!?う〜ん、商品を知らない店ってのは・・・ですね(苦笑)。
by りでぃあ (2007-07-22 22:56) 

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